よいクリーニング店の選び方

 こんにちわ、しみぬき侍です。

今日は、クリーニング店の選び方についてお話しますね。


これまた愛媛県クリーニング組合のHPより引用です。

とっても、いいホームページなので、大変勉強になるのですが・・・
この内容にはちょっとうなずけません。


題して 『クリーニング店安さで選ばないで! 安いお店VS高いお店』



クリーニング店を利用するとき、
まず、1番わかりやすいのが・・・料金ですよね?

ふむふむ。

『安さにはそれだけの理由がある?』

なるほど、ここまでは納得です。




次に、その安さの理由です。



私から見ると・・・
ここは突っ込みどころ満載です。

高価格のお店=高品質
低価格のお店=低品質

と決めつけてて・・・あまりにも、雑な論理です。

残念ながら、今のところクリーニング業界には、
すべてオートメーションで出来ちゃうような
スゴイ機械は存在しません。

また、大量に生産するためには
その分たくさんの人員(オペレーター)を配置しています。


そして、ポイントポイントで、機械は使用しますが
その使用の判断は必ず”人”オペレーターがするんですね。


アイロンで仕上げしたほうがキレイなもの
プレス機でプレスしたほうがキレイなもの

などなど商品ごとに判断します。



逆に、私が言いたいのは・・・

高価格のお店は・・・

・もしかしたらムダに手間暇をかけているから高いのでは?
・クリーニング専用の機械を買うほどの商品(お客様の数)がないのでは?
・ホントは機械が欲しいけど・・・手が出ない?
・産業用機械を見たこと無い(使ったことない)から、性能を知らないのでは?


というところです。



次に、高級ブランド品について・・・



高級品は機械化された最新の工場では心配なの?


高級品・デリケートな素材の商品などに、
それに合った処理をするのは・・・プロなら当たり前のことです。

たくさん商品が集まるお店には、当然、
高級ブランド品もたくさん入荷してきます。


その分、高級素材の取り扱い方などに精通することができるんですよ。
このブランドは・・・こういうところを注意して。
こっちのブランドは・・・ここを注意。

”人”が経験を積んで、覚えていくんです。



巷には、高級ブランド品はお断りのお店もあるんだとか?
慣れていないから、怖いのでお断りするんでしょうね。



また、たま〜にしか預からないので・・・ブランド品だと分からない人も多いとか・・・。




万が一の時の賠償も、チェーン店の方が安心できるという方も多いです。
個人のお店は、のらりくらり賠償を出し渋るお店もあるんだとか・・・。



次に、仕上げ方で料金が違ってくるの?

職人さんが手で仕上げると品質がいいのでしょうか?

これは、最初にも書いたように、
実際、ポイントポイントでは、機械を使用した方が
手作業よりもはるかにキレイ仕上げができるものもたくさんあるんですよ。

また、
機械で仕上げるより手作業で仕上げる方がよいと判断した商品は、
当然手仕上げをしています。

当店ではそのために、
クリーニング師を12名も配置しているんですから。



次に、染み抜きについて。




・・・絶句。

決めつけてはいけないと思います。




石田クリーニングでは・・・

圧倒的な経験・技術を誇る人 ”しみぬき侍”が、

高価格のお店で落とせなかったシミも、バンバン落としちゃいますよ〜。

どうぞ、くらべてください。






これらの内容を見ていると・・・
低価格のお店では、そんなこと無理だ!
って決めつけられているような気がして・・・残念です。


実際、高価格のお店でも、残念なお店もあります。

同様に、低価格のお店でも・・・
こだわりを持って仕事をしているお店も存在するんですよ。


クリーニング技術がどれだけ進歩しても、
最終的に品質を決定するのは”人” です。



その、”人” を育てることによって・・・

『お客様に、出来る限り低価格で、良質のクリーニングをお届けしたい!』



そんな業界の限界に挑戦する 石田クリーニングをお忘れなく!

クリーニングご利用10か条 〜上手に利用するために〜



 



(参照)
愛媛県クリーニング組合HP

◆ハンカチ・ティッシュ、
現金、メガネ、定期、ペン・・・
いろんなモノが入っている
ことも。

お父さんのへそくりが
入っているかもよ(笑)


◆白い糸で印をしてくださると
分かりやすくて見落とすこと
がありません。
また、作業もはかどります。

時間の経過したシミ
難易度の高いシミ
などは特殊しみ抜きを
ご用命ください。


◆知らない間にホコロビて
ることも・・・。

クリーニングのついでに
リフォームはいかが?



◆デリケートな飾りは
保護してから洗濯いたします
が、中には洗濯ができない
素材のものも・・・。

特殊な装飾品は
店員までご相談ください。

















  

◆セットでクリーニング・保管を
しておくと、便利です。




◆しみぬき、のり付けの固さ、
プレスの折りの有り無しなど・・・

お好みを
しっかりとスタッフに伝えましょう。

きっと、
いい仕事をしてくれますよ〜


◆クリーニングについて、
知りたいことがありましたら、
お気軽にご相談ください。





◆預かり証は重要な契約書です。
大切に保管しましょう。

※預かり証が無いと、商品を
スムーズにお渡しできないことが
あります。




◆引き取り時に、
カウンターで一緒にチェックしましょう。










◆包装ナイロンは運搬用の
簡易包装です。

お家に着いたら、
クローゼットにきちんとしまいましょう。







クリーニングの価値? クリーニング店でできること。

 こんにちわ、石田クリーニングの清本です。


私は現在、
『クリーニングの価値とは なんだろう?』

ということで頭を悩ませているんですね。



このたび、愛媛県組合のほうで
消費者啓蒙のリーフレットを作成することになりまして・・・

その原案の作成を頼まれたんです。




自分の会社ならすんなり書くことができるのですが、
これが、クリーニング店全体のこととなると・・・

非常に難しい。


だって、
料金も技術も規模も営業方針も・・・
ホントまちまちなんですものね。



そういうことを考えているうちに、
いま悩んでいることは結局、

『クリーニングの価値とは?』

という究極のテーマを考えている事なののかも?
って気持ちになってきたんですね。




言い換えれば、


おウチでお洗濯をするのと、
クリーニング屋さんでお洗濯をするのとの違いは何か?

その違いこそが
お客様がお金を払って クリーニングに出す価値なのでしょうか?


そんなことを呟きながら・・・


料金や集配などの利便性、加工や染み抜きなどの特殊技術など・・・
個々のお店で違う要素を 出来るだけ排除して考えると・・・


とりあえず、こんな感じのものができました。


(クリックで拡大)


いやぁ〜 まったく押しが弱いなぁ〜
全くダシがきいていません(笑)





やっぱり、
押しの強い 特徴がなければダメだなぁ〜

”一芸は身を助く”

ということに気づかされた次第でございます。


けど、何とか形にしないと・・・(汗)


外税表記のお店には気をつけなはれや〜!

こんにちわ、クリーニング店のチラシマニアの清本です。



秋の衣替えも終盤ですね。

この時期、
クリーニング屋さんのチラシを目にする機会も多いのではないでしょうか?



たいていの場合、チラシには料金が記入されています。

クリーニング店を選ぶ時は、

その料金の表示が、内税か? それとも外税か?

ぜひ、ソコをチェックして下さい。

外税で料金を表示しているお店は、オススメできません。




例えば、当店の会員さんの場合。

ワイシャツのクリーニング料金は、

内税だと・・・98円です。

それを、
外税にすると・・・94円(税別) となります。


結局、どちらもお客様には同じ金額を頂くようになるのですが、

外税の方が より”安い”イメージがありますよね。



でも、この外税表記。

もう何年も前に、ダメだと決められています。
(確か2004年からだったような・・)


お客さんをダマすような料金の表示の仕方は、違法なんですね。




でも、クリーニング屋さんのチラシを見ると・・・
まだこのような表記をしているものもあるんですよ。

そんなチラシにかぎって、
”まごころでご奉仕・・・”的なキャッチフレーズが入ってたりして・・。

(おいおい。
 そりゃ まごころではなく 下心みえみえやろォ〜! 笑)


チラシや料金の表示方法などは一般の従業員ではなく、
そのお店の社長、もしくは幹部が決定するハズです。

必ずそのお店のリーダーの考え方が反映されるんですね。



ですから・・・

確信犯的に外税表記を使用しているようなお店。

もしかしたら、
そういう考え方のお店では、万が一の時、
キチンとした対応をしてもらえない可能性も考えられます。




また、
総額表示が義務付けされているのを知らない場合も・・・
問題ありです。

あまりにも、勉強不足です。
そういう状態では、技術の方の勉強も推して知るべし でしょう。

外税表記のお店には気をつけなはれや〜!(笑)

『ドライ物』 〜クリーニング店選びのヒント〜

こんにちわ、石田クリーニング松山工場の清本です。


クリーニング屋さんでよく使う言葉 『ドライ物』
ってなんでしょうか? お客さん 分かりますか?

これが分かる方は、かなりの洗濯達人です(笑)



当社でも以前は チラシに『ドライ物○○割引!』って 使っていました。

しかし ある時 社長に
『お前ら こんな分かりにくい チラシを作ってどうするんじゃ!
 ドライ物って お客さんが分かると 思うか?』

『業界の人間にしか 分からんチラシは 作ったら だめじゃ!』
と、指摘されたんです。


ドライ物の本来の意味は 
ドライクリーニングをしなくちゃいけない物
の事です。


昔は、今のようにウエットクリーニングの技術が発達していなかったし、
ウォッシャブルウール(お水で洗濯できるように加工されたウール)なども
ありませんでした。


ですから、『ドライ物』は意外と分かりやすかったのですが・・・




現在は、ほとんど全てのクリーニング店が 汗抜きウエットクリーニングの
技術を持っています。
ドライと水洗いの境目が あいまいに なってきたんですね。


特に、染み抜きにこだわっているお店では
洗濯表示が ドライ表示だけの場合でも、
水洗いやウエットクリーニングをした方が キレイになる と判断した場合
そちらの洗濯をしています。



洗濯の素人の お店の受付スタッフでは この判断は なかなか難しいし、
第一 お客様がお家で クリーニングに出す商品を準備する時には
どの商品がドライなのか全く分からない って状態が発生しますよね?


ですから、数年前から 石田クリーニングでは
『ドライ物』という表現を 無くしました。


現在は『一般衣料』と表記して隣には具体的なイラスト例を付けています。

ドライ・水洗い・ウエットの洗濯方法は こちらに任せてもらって・・・
一番最適な洗いをさせてもらいます。



石田クリーニングでは お客様がなるべく 分かりやすいように
迷わないように 利用できるクリーニングをしたいと思っています。


このように チラシの言葉使い1つ見ても
そのクリーニング店が お客様の立場に立って ものを考えているか?
ということが 推測できるんですよ。


私は、同業者のチラシを見るとき 必ずそこをチェックしているんですよ。
『ああ、さすが ココはお客様目線で仕事をしているなあ』
とか
『ああ、ココは まだ自分本位で 仕事をしているのかなあ?』
とか。




お客さん、こっそり教えちゃいますね(笑)

『ドライ物』って言葉を使っているかどうか?

このことは、
お客様目線で考えて 仕事をしてくれるクリーニング店選びの 
1つの目安になると思いますよ。

一度 お近くのクリーニング店の チラシをチェックしてみては?




品質のいいクリーニング店って?

クリーニング ○×クイズ

問1. クリーニングは 大手のチェーン店より個人店のほうが品質が良い 
 
 (注)チェーン店:営業所をたくさん持って 集中工場で洗濯をする店


私の考える正解は 『×』です

こだわりを持って仕事に取り組む クリーニング店が品質がいいのです!
ですからチェーン店・個人店は全く関係ありません

チェーン店でも 品質にこだわるお店がありますし
逆に 個人店でも品質にあまりこだわらないお店もあります

一概に どちらが良いとは言い切れないのです


一般的な話をすると・・


<チェーン店>
チェーン店も スタートは個人店でした
一生懸命仕事をしていくうちに お客様が増え・・ 店が増え・・
それに対応できるように 設備を増やし・・ 工場を増やし・・

としていくうちに 自然と大きくなったお店がチェーン店です
お客様に支持されたから 大きくなれたのです

しかし、組織が大きくなると・・・問題が起こります・・ 
社長の創業の気持ちを 末端の従業員まで浸透させることが出来にくくなり
品質にばらつきが出始める・・・
中には 社長自らがこだわりを忘れてしまう・・といったケースも・・

当然 品質の低下によってお客様が減る・・ 
減ったお客様を呼び戻そうと 生産能力を生かし 安売りをする・・

安売りをすると たくさん集まるので 生産能力を増やす・・
こうして 安く生産することに特化していくのです
ただし この自転車操業にも限界はあります・・止まったら・・・


チェーン店の利点は

低価格
短納期
安定的な生産
施設・設備の充実
開発・営業力
豊富な資金

などです

逆に 弱点は

品質にムラが出来る
個別対応が出来ない
従業員のレベルが安定しない
統率が取りにくくなる


といった具合でしょうか?
でも、中には品質を維持したまま 大きくなったチェーン店も有りますよ


石田クリーニングも そうありたいと考えております

社長のこだわりを 全従業員が認識しています!
品質に こだわっています
従業員の教育も積極的に行っています
従業員の統率も 私が がんばります!



<一方 個人店では>
スタート時は チェーン店と同じでした
経営者のこだわりで あえて店を大きくしない場合も有りますが
支持されるお客様が少ないから ずっと個人店なのです

こだわりであえて 大きくしない場合はまだ いいのですが
そうでないお店は・・

でも中には これから どんどんお客様の支持を得て・・ 成長して・・ 
何年後かにはチェーン店になっていく・・
といったお店もあるでしょう



個人店の利点は

品質が安定
個別対応が可能
少数精鋭

などです

逆に 弱点は

生産能力が低い
高価格
人的資源が少ない
設備投資力の不足
高齢化
勉強機会が少ない

といった 具合でしょうか?

ですから 良いクリーニング店を選ぶ時には お店の規模ではなく
そのお店の ”こだわり”を見て選ぶ事が一番だと思いますよ

お客さんが求める”こだわり”と クリーニング店の”こだわり”の
一致するお店を探しましょう!


”こだわり”を持ったお店は 必ず繁盛しています!
繁盛店=お客様に支持されているクリーニング屋さん を探しましょう!






そんなお店 どこで探せばいいの?
と 思われた方へ


DCC(ダントツクリーニングクラブ)には そんな赤丸急成長の
”こだわり”を持った クリーニング屋さんが集まっています!


よりキレイにしたい!と仕事に取り組んでいるお店を
探してくださいね♪







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